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２．４　バックアップのタイミングと取得場所

通常企業では、毎日、時には日に何回もバックアップを取得しています。
日に何回も　というのはまれかも知れませんが、信頼性を上げるためで且つ、
利用に支障がないのなら問題はないはずです。

バックアップ取得部分ですが、いくつかあります。
基本的には、大きく２つに分けられます。

・全ての情報を取得する。（全データ） ・状況により、場所を考慮し取得する。（システムデータ、ユーザデータ） 　OS、アプリケーション等、システム部分は、変更作業前後のみ取得。 　データ部分など、毎日変わっているものは毎日取得。

通常、全ての情報を取得することが一番良いです。
ただし、日々、情報が変化するディスク情報は、
用途により様々ですが、ファイルサイズが大きなものになりがちです。

また一般的にはOS、アプリケーションとその利用中のデータは、起動中にバックアップできないものが多いです。つまり、システムを停止した後にしか取得できないというわけです。

システムを停止するということは、その間　利用者へのサービスを停止するということになります。このため、会社に必須のシステムは、その時間を短くする必要があります。よって、データは毎日、OS等システムに関わるところは、変更時のみという使い分けをしています。

では、どうやって変更されたものを見分けるのでしょうか。これは、気軽に見ることができます。Windowsのエキスプローラーを起動し、プロパティをご覧ください。アーカイブというものがあります。

まさに、これにチェックが入っているかどうかで取得するべきかの判断になるのです。このチェックはOSが管理しており、一般的にはバックアップ終了後、アーカイブ属性のチェックが外れます。変更時、OSがチェックをするといった動きになります。（バックアップソフトの設定で、さらに高度な設定も可能です。）

＜参考までに＞

ご参考までに銀行のATMなどは、超高性能な大型コンピュータを使用しており、先のクラスタ構成等、メーカの技術の粋を集めた体制をとっております。このため、万が一の停止でも、切替＆継続が可能な設定がされています。もっとも、銀行トラブルが絶対起きないわけではない　ということは、先の銀行合併時の大きなトラブルで、ご存知と思いますが。

　

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いろんな媒体からの加工ができます。 素材がなくてもご安心です。