SD10が発売され、UPGRADEできないSD9ユーザはうらやましい気持ちがあります。しかしながら、SD9ユーザにもバージョンアップは可能です。そのひとつがハードウェアのファームウェアーバージョンアップ。もうひとつが現像ソフトェアのバージョンアップです。
今回は一足先に、バージョンアップされたPhotoPro2.0の機能アップを列挙してみました。普通はソフトを作ったメーカーがアピールすべきことなのに、なぜかないんですね。もったいない(^_^;)
・Fill Lightは素敵。
現像に、Photoshop等他のものは使用しないのですが、これによりさらに頻度が減ることと思います。暗い部分を明るくしたり、さらに周辺ごと 暗くすることが可能です。下例は極端ですが、微調整にはぴったりです。出来上がる絵にも不思議な感覚を覚えます。
SigmaPhotoPro2.0 Fill Rightなし
SigmaPhotoPro2.0 Fill Right2.0適用
SigmaPhotoPro2.0 Fill Right-2.0適用
・Sigma Photo Proはあきらかに転送スピードがあがっている。
現在、PCとSD9をIEEE1394接続していますが、スピードがあがっています。感覚的なものですが、1/3ぐらいに短縮された感じです。これはとってもうれしいです。
・調整設定で「元に戻す」は便利
確かに不便 と思われていた機能です。現像時、パラメータを設定しますが、あえて保存するほどのパラメータでない場合もあります。このようなときに役立つ機能です。しかし、1つ前にしか戻れないのは惜しいです。
・シャープネスが増した?
感覚的なものですが、V1.1でも増加したシャープネスがさらに増したような気がします。
・現像での色再現性がよくなった?
感覚的なものです。 逆に、Fill Lightがパラメータとして増えたため、オート設定が、少し明るくなりすぎる場合もあります。
SD10と合わせて使うと、効果がありそうですが、SD9ユーザでもとっても約に立つバージョンアップです。
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